【ネタバレ注意】映画コードギアス~復活のルルーシュ~がシリーズファンは思わず絶叫してしまう作品だった件【感想・評価】
こんにちはびーえむです。
2月9日に上映開始となったコードギアス復活のルルーシュ、さっそく観てきましたよ~~~~!
無印、R2リアルタイム視聴勢として出来る限り早く観にいきたい!と思っていたのでよかったです。ちなみにコードギアスシリーズは亡国のアキト、映画3部作含めて全て視聴済みです。
というか今作は絶対にネタバレ見たくない!と思ってたから早く観にいきたかったってのもありますがね!!!どこでネタバレ食らうかわからない社会ですから。
ということで本記事はコードギアス復活のルルーシュのネタバレを多分に含む感想記事です。
ここから先は映画視聴済みの方のみ閲覧することをおススメします。
以下はコードギアス 復活のルルーシュのネタバレを含みます!閲覧注意!
映画観てないやつは観るなよ!!絶対観るなよ!?
- シリーズを見たことがなくても楽しめる作品?
- コードギアス復活のルルーシュ大体のあらすじ
- キャラクターの描き方から見る復活のルルーシュ
- ロボットモノとして観る復活のルルーシュ
- いちファンとして望んでいた、大団円ハッピーエンド
シリーズを見たことがなくても楽しめる作品?
楽しめません
冒頭から黒の騎士団、Cの世界、超合衆国など専門用語の嵐、加えて何の説明もなく出てくる重要そうなキャラクター。
これはコードギアスシリーズのファンに向けた作品です。
最低でも映画3部作は観ていないとなんのこっちゃわかりません。
繰り返します。これはコードギアスシリーズのファンに向けた作品です。
Amazonプライム・ビデオやAbemaTVなどで映画3部作が視聴できるので映画公開中の間にどうぞ。
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コードギアス復活のルルーシュ大体のあらすじ
ゼロ・レクイエムから1年、世界には平和が訪れていた…が!ジルクスタン王国からの刺客によってゼロ(スザク)とナナリー、あっさりさらわれる。
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スザクとナナリーを探しにきたロイド、カレン、咲世子はジルクスタン王国のギアス使いと遭遇。戦闘中にC.C.とばったり再開。
こいつギアス効かねえ!ってなったギアス使い、ビビッて逃げる。
「とりあえず一緒に行動すっぺ」ってなるもC.C.には「同行者がいる」とのことで、しゃあねえそいつも一緒に連れていく…ってルルーシュじゃねえか!!!!生きとったんかワレェ!!
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ゼロレクイエムでルルーシュは一旦死んだけど、C.C.がCの世界を利用してなんやかんや復活させてたらしい…けど当のルルーシュは廃人になってて前の面影はない。
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実は親父から不死のコードを継承していたルルーシュ。
そのおかげで肉体は復活できたが、前作Cの世界でルルーシュが親父とお袋ブッコロしたときにCの世界がグチャグチャになった結果、コードの継承もあやふやなものになってしまった。
なのでルルーシュの精神は未だにCの世界にあるとのこと。
C.C.はルルーシュの精神を取り戻すため、Cの世界につながる”門”があるジルクスタン王国に来ていた。
一行はとりあえずルルーシュの精神を取り戻すため、”門”がある神殿兼ジルクスタン王国の大監獄へ
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なんやかんやあって”門”までたどり着くも、敵の幹部が潜伏していたり監獄への侵入がソッコーバレてて大ピンチ!
しかしすんでのところでルルーシュ完全復☆活!ご挨拶代わりのギアスで死亡宣告、相手は死ぬ。
その後完全復活したルルーシュのギアスと策略により脱出を図る一行。
実はスザクも監獄に捕らえられてることがわかったので助けにいくことに。
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スザク「ルルーシュゥゥ!なんで生きとんのやああああ!」と起き抜けにルルーシュをフルボッコしてスザク気絶。
その後敵の幹部を出し抜いて爆殺することに成功し、一行は無事脱出に成功する。
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ナナリーを救うため、ルルーシュ一行は同時期にジルクスタン王国に潜伏していたコーネリアたちと合流し協力を要請する。なぜか玉城と扇もいる。
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「てめー妹やら部下殺したくせに生きてんじゃねえ!」と激おこぷんぷん丸のコーネリア。しかし仮面を外し、”ゼロ”ではなくルルーシュとして「ナナリーを助けたい。力を貸してほしい」と頼む。
コーネリア、「ナナリーを救う」という目的のためルルーシュたちと行動を共にすることを決める。
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ナナリー奪還作戦の前夜、決起会を開き宴会で盛り上がる一行。
その中で扇はルルーシュに裏切ったことを謝罪し、自殺を図るもルルーシュに「終わったことだ」と窘められる。
ルルーシュとスザク、扇の結婚式の動画を見ながら仲直りする。
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ナナリー奪還作戦当日。
周到に準備した作戦が功を奏し、順調にジルクスタン王国を追い詰めるルルーシュ一行。
とうとう敵の親玉である聖神官シャムナの元へたどり着くルルーシュ。
ナナリーを殺すとルルーシュをおちょくったため反射的にシャムナは殺されてしまう。
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しかし劇中ではルルーシュ一行が作戦決行をする前の時間まで巻き戻ってしまう。
実は聖神官シャムナもギアスの使い手であり、その発動条件は「死ぬたびに6時間前の過去へ戻る」というものだった。
スザクが冒頭であっさり捕まったのも、実はシャムナが事前に行動パターンを把握していたからであった。
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ルルーシュの作戦を全部知っているシャムナ。先回りしてルルーシュの作戦をつぶしていくことに成功。一転して大ピンチになるルルーシュ一行。
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追い詰められてナーバスになるルルーシュ。
しかしC.C.の一喝で正気に戻る。
ルルーシュ、敵もギアスを使ってるという前提で戦略を立て、聖神官シャムナの元へ再びたどり着き、とうとう「時間を巻き戻せるギアス」ということを突き止める。
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ルルーシュ、シャムナに死なれるとギアスが発動するため「永久に眠れ」というギアスをシャムナにかける。
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無事ナナリーを救出…するもナナリーの精神は未だCの世界にあるという。
ルルーシュとC.C.は再びCの世界へ…
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ルルーシュはナナリーを迎えに、C.C.はCの世界に囚われたシャムナの元へ。
聖神官シャムナの目的はルルーシュの血縁であるナナリーを利用してCの世界へ入り、「Cの世界の更に次の世界」へ到達することだった。
自身の「時間を巻き戻すギアス」の”6時間”という時間制限を無くし、先の無いジルクスタン王国の歴史をよりよいものに作り変えるつもりだった。(ジルクスタン王国は傭兵業が主な生業であったため、ルルーシュが作った平和な世界では滅び行く運命にあった)
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ルルーシュ、ナナリーを助けようとした場面で怨念的なものに囲まれるが、不思議パワーで助かり、無事二人ともCの世界から生還する。
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【エピローグ】
諸々が一件落着し、再びひとりで旅立とうとするC.C.。
そこに「一緒に行く」と後を追ってくるルルーシュ。
ルルーシュはナナリーの「一緒に暮らそう」という提案を断り、C.C.と生きていくことを決めていた。
しかし”ルルーシュ”という名前のままでは目立ってしまう。
そこで” Lelouch Lamperouge(ルルーシュ・ランペルージ)”から名前を取り、これからは”L.L.”として生きていくと話す。
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C.C.の涙と笑顔でエンディングへ。
エンディング後にはC.C.とL.L.の二人がコードの継承者として存在する姿が描かれ、物語は幕を閉じる。
キャラクターの描き方から見る復活のルルーシュ
映画の尺の問題のためか、個人的にはキャラの感情があまりにもコロコロ変わるなあって思いましたね。
例えばカレンがルルーシュが生きてたとわかった後に敵地のど真ん中で号泣するシーンがあったんですが、マジでいきなり泣き出したので焦りました。
”考えないように我慢していたけど、やっぱり泣いちゃう”みたいなシーンなんでしょうけど、あまりに唐突で共感性羞恥感じちゃいましたよ。
他にもコーネリアが「誰がお前の味方すんねん!」ってキレるシーン。ルルーシュが顔出しして頼んだら思いの外あっさり味方になって笑いました。いやもうちょっと葛藤しろよと。妹の仇やぞと。
ただ完全に死んだと思ってたのに生きてたルルーシュに出合う人たちの反応を見るのは楽しかったですね。
ナナリーとルルーシュの兄妹再開シーンなんかもう少し尺取って欲しかった思えるくらいよかったです。
これはシリーズを追ってきたファンしか味わえない感情ですねえ。
後シャーリーが映画3部作で生存出来た代わりに影めちゃくちゃ薄くなってて笑った。
扇氏ねのバッシングにも耐えて無事生き残ることができた扇さんもよかったね!
ロボットモノとして観る復活のルルーシュ
亡国のアキトシリーズと比べるとナイトメアフレームによる戦闘シーンはCGよりも手書きを多用しているように思えました。
アキトシリーズもヌルヌル動いて見ごたえある戦闘シーンだったんですが、やっぱりこっちの方が観ていて安心感ありますね。
圧倒的破壊力でなぎ倒すシーンも観ていて気持ちいいものがあります。
追加装甲はパージするためにある
劇中でやたらごっつい装甲したランスロットと紅蓮が出てくるんですが、もう見た瞬間、「あ、これパージして本来の素早さで敵をぶっ倒すやつだ…!」とテンション上がりました。
アーマーパージはロマン
ちなみに一番カッコイイアーマーパージといえば、機動戦艦ナデシコというアニメのブラックサレナなので、知らない方はこの機会にぜひ見てください。
XS-07 Black Sarena (Martian Successor Nadesico: Prince of Darkness)
いちファンとして望んでいた、大団円ハッピーエンド
これはTV放映時代にリアルを過ごしていたファンにこそ、刺さりまくる作品でした。
監督の谷口吾郎氏も舞台挨拶上で「ファンとの約束が守れてよかった」と語っています。
恐らくTV放映時R2の最終話が終わった後、幾千万のファンが妄想したであろうまごうことなきハッピーエンド。
最近あまりアニメを観れてなかったけど、久しぶりに面白いと思うことが出来ました。
あぁ…よかったなぁ…。
物語の設定など踏まえた上で観ると更に面白そうなのでこれは何度か観にいく楽しみもありそうですね!
コードギアスファンなら必見のお祭り映画だぞ!!!!