【漫画】恋は雨上がりのようにを全部読んだので感想【完結】
こんにちは。
学生時代年上と付き合ってる子、見た目は清楚説を推してましたびーえむです。
今月
とうとう完結したので今更ながら読書感想文でも書こうかと思いましたまる
恋は雨上がりのようにとは?
眉月じゅんによる日本の漫画、とある海辺の街を舞台に、遥か年上の男性に想いを寄せる女子高生の恋模様を叙情的に描いた恋愛漫画である。2015年度コミックナタリー大賞・第2位。2018年1月22日、第63回「小学館漫画賞」(一般向け部門)受賞。
【ストーリー】
感情表現が不器用で一見クールな17歳の女子高生・橘あきら。彼女はアルバイト先のファミレス『cafeレストラン ガーデン』の店長である45歳の近藤正己に密かに想いを寄せている。自他共に認める“冴えない男”の近藤だが、あきらはそんな彼の魅力を「自分だけのもの」として、胸に秘めた恋心を募らせていた。そんなある日、アルバイト中に起こったとある出来事をきっかけに、あきらの秘めたる恋心は大きく動き出していく。
出典:wikipedia
えー、結論から言うと面白かったです
これより以降は僕がどれだけこの漫画が好きかを表現する場となっています。
直接的な表現は避けていますが間接的にネタバレとなる部分があるので注意!
僕がどれだけこの漫画が好きかについて発表していきます。
絵のタッチがいい!!
なんていうんでしょう。ちょっと昔のヤングコミックスというか、なんともいえない風情を感じる絵柄なんですよ。
かといって古臭いわけでもない。
昔の漫画っぽいけど、どこか現代風な感じ。
こういう絵柄すきです。
ヒロインの橘あきらがかわいい!!!!!!
かわいいって絵柄だけじゃないですよ。
一見テンプレ無表情クールキャラかと思いきや普通に表情豊かです。
僕の友人に何もしていないとき「怒ってるの?」とよく聞かれるヤツがいますが、同じようなものだと思います。
そのギャップがいい!!!
ギャップ萌えっていう言葉ありますよね?正にそれです。ギャップ萌えは現実世界でも漫画世界であっても通用する伝家の宝刀です。映画版ジャイアンがめちゃくちゃいいやつに見えるのと同じです。
いやむしろギャップ燃えですね。愛なんかよりもギャップ燃えが世界を救う。
上記した友人はギャップ燃えを巧みに利用してえらいモテてましたので女性の皆さんは気をつけてください。(くそ~~~~)
ちゃんとイマドキなのでヤホー知恵袋に投稿して一喜一憂しています。かわいい。
店長(近藤)のくたびれ具合がいい!!
デカいくしゃみ。10円ハゲ。パッとしない仕事。加齢臭。ズボンのチャックは開いてる。常に寝癖がついてる。絶妙な間の悪さ。バツイチ子持ち。
一見マイナス要素ばかりですがもう忘れましたか?全てはギャップ燃えなんです。
この店長、とにかく誠実でピュアです。もう好感度は上がるしかないんです。
一回り以上歳の離れた橘あきらに告白され、ちゃんと葛藤しています。
自分の年齢との比較。どうしても重ねてしまう過去の青春。
びーえむはまだ20代ですが、何故か共感してしまうのはなんででしょう。
かっこいいですよ。おっさん。
カッケェおっさんになりてぇ・・・
サブキャラがいい!!!!!!
あくまでこのお話は店長(近藤)に片思いする橘あきらの物語なんですが、ところどころにサブキャラの背景が見え隠れします。
例えばこの加瀬というキャラ。
一見ただの性格悪いチャラ男に見えますが、彼にも彼なりの事情があるんです。
もどかしいのはそれを作中で全部語らない!
読みきり漫画だったら投げっぱなしジャーマンと言われても仕方ないくらいですが、この漫画はあくまで本筋からブれません。
スピンオフでいいから後日談短編集書いて欲しい。切実に。
全巻読み終えて
直接店長とあきらがどうなったかはネタバレなんで言えませんが、夏休みの午後に友だちの家にチャリこいで走っていくような、そんな爽やかな読後感を覚えました。
当たり前だと思ってた日常、だけどかけがえの無い日々。
「なに言ってるかわかんねー」ってなると思いますが、そんな感じだったんです。
一言で表すと雨宿りのお話だったんだなと。あきらにとっても、店長にとっても。
僕は好きな漫画の条件として
何か胸に残る読後感を大切にしています。
その”何か”はなんでもいいです。とにかく読み終わった後にボーっとしてしまうような、そんな読後感です。
おわりに
アニメ化に続き、映画化もされたのでこの機会に一度読んでみてはどうでしょう。
映画のキャスティング最高だったので今度見に行こうかと思います。
アレンジが最高過ぎたのでこちらもどうぞ。
亀田誠治はすごい。
それではまたお会いしましょう。