【完結済み】読んだ後にはぁ〜〜っとなる読後感の良い漫画ベスト5!
こんにちはびーえむです。
皆さん漫画の面白さって何を重視してますか?
絵の上手さや好み?
ストーリー?
僕は絶対に読後感です。
読み終わった後には〜〜っと一息つくような、読み返すたびに思い出に溢れ、感情を揺さぶるようなそんな漫画です。
ていうか漫画に限らず読む本ぜんぶ読後感が良ければそれでいいです。
終わり良ければ全て良し。
そんな僕が人生で読んできた中で最高に読後感がよかった漫画をいくつか紹介していきます。
思い出補正10割な記事ですが、本当に自信を持っておススメ出来るので機会があれば読んでみてください。
極力ネタバレせずにいきますが、ネタバレアレルギーの人は気をつけて見てね!
(見てほしいので見るなとは言わない)
寄生獣
シンイチ…『悪魔』というのを本で調べたが…いちばんそれに近い生物はやはり人間だと思うぞ…他の動物の頭に寄生して神経を支配する寄生生物。高校生・新一と、彼の右手に誤って寄生したミギーは互いの命を守るため、人間を食べる他の寄生生物との戦いを始めた。
引用:寄生獣
今から約10年前、友人が面白いぞ!って言ってたから読んだらマジで面白かった名作オブ名作。
さてこの漫画のラスト、何が素晴らしいかって終盤以降「地球に寄生する人間の方が寄生獣だろうよ!」的な流れがあるのですが、それでも最後にはやっぱり人間って素晴らしいぞ!と。
特にこのコマ
心に余裕(ヒマ)がある=他者を慈しむことが出来るという、最大の人間賛歌を最後に表現してくれたことになんか感動しちゃって、ミギーとの絆も相まって最終巻見るたびにボロボロ泣きます。
映画やアニメで興味を持った方は一度原作も読んでみてください。アニメも映画もシナリオが結構違うので、また楽しめると思います。
ちなみに寄生獣の作者が今連載中のヒストリエもハチャメチャに面白いのでおススメです。
…のっけからネタバレよろしくな紹介してしまったな。ごめんちゃい。
聲の形
お前なんかに出会わなきゃよかった。
もう一度、会いたい。耳の聞こえる少年・石田将也(いしだしょうや)。
耳の聞こえない転校生・西宮硝子(にしみやしょうこ)。
ふたりは運命的な出会いをし、そして、将也は硝子をいじめた。
やがて、教室の犠牲者は硝子から将也へと移っていった。
幾年の時を経て、将也は、 もう一度、硝子に会わなければいけないと強く思うようになっていた。
読み切りで掲載されたときからリアルタイムで読んでましたが、こんな生々しい漫画あるのか…と衝撃を受けた作品です。多分人生のベスト漫画トップ10入りすると思う。
1巻を読んだ時点でここまで気分が落ちこむ漫画は今のところ闇金ウシジマくんと聲の形だけですね。闇金ウシジマくんはどの巻読んでも死にたくなるけど。
その代わり、終盤に向かって主人公やヒロインが成長していく様を見るときに得られるカタルシスは相当なものがあります。
さて、この漫画のラストは王道と言えば王道の
扉開けてエンドです。
アナ雪じゃないです。
このパターンは主人公かヒロインのどちらか(あるいは両方)が自分の生きる世界で鬱屈した思いを抱えていて、それを乗り越えたという表現の際に使われることが多いですね。
このエンド、想像の余地があるので僕は大好物です。
ちなみに、同じく扉開けてエンドを取った作品としてオ〇ニーマスター黒沢という漫画があります。
タイトルのインパクト強すぎますが、ちゃんと全年齢対象漫画ですよ。
個人的に青春漫画の金字塔になってもいいくらいの名作だと思ってます。
Kindle Unlimitedで読み放題に入ってるので読んだことがない方はこの機会にどうぞ。
文庫化に伴いタイトルが「キャッチャー・イン・ザ・トイレット!」と変更され、作者が一から書き直したオナニーマスター黒沢もあります。
惑星のさみだれ
雨宮夕日はごく普通の平凡大学生だった……ハズが、ある日現れた喋るトカゲに「地球の危機」を救う協力を依頼される。拒否するまもなく、既に指輪と能力が与えられ、早くも敵に襲われてしまった夕日を救ったのはなんとお隣さんの少女・さみだれ。救世主の降臨と思いきや、実は地球征服を企む魔王だった……。平凡な日常と奇妙な世界が交錯する新感覚ご近所ストーリー!!
惑星のさみだれ (1) (ヤングキングコミックス)
知る人ぞ知る、水上悟志作品の中で出世作とも言える惑星のさみだれ。
マイナーだけど面白い漫画を挙げると必ず出てきます。
ジャンルとしては能力モノ青春バトル漫画と、一見少年漫画にありがちなパターンではありますが、何でしょう。キャラクターの描き方が上手いんですかね。なんかこう、すごく訴えかけてくるものがあるんですよ。
物語としての面白さも最終巻に向けてずーっと右肩上がりしていくので、だまされたと思って最後まで読んで欲しい作品です。
ちなみにこの作者の面白いところは出す漫画のすべての世界が繋がりを持っているので、一連の作品を読んでるとニヤリとする場面もあるので、ハマった方は短編集合わせて全作品揃えることをオススメします。
以前の記事でも紹介したんですけど、水上悟志作品の中ではスピリットオブサークルは6巻で完結するのでサクッと読めるので水上悟志作品入門にはピッタリだと思います。
後ちょっと前に完結した戦国妖狐も面白い。
後水上悟志作品を語る上では短編集は絶対読んでおきましょう
えーっとあと、後…
とりあえずハマったら全部読んで〜〜〜〜〜!
ハチミツとクローバー
6畳+台所3畳フロなしというアパートで貧乏ながら、結構楽しい生活を送る美大生・森田、真山、竹本の3人。そんな彼らが、少女のように小さく可憐な女の子・花本はぐみと出会い…!?
ハチミツとクローバー【期間限定無料版】 1 (その他)
聲の形やオナニーマスター黒沢が中高生の青春を切り取ったものだとしたら、ハチミツとクローバーは大学生の青春を切り取った作品です。
ラストはちょっとでも語ると思いっきりネタバレになるので伏せます。
ちなみに当時最終巻読んだ後、あぁ〜そんな感じか〜はぁ〜〜〜あああああああああああああってなった後泣いてました。なんだこれ。
森田忍みたいな大学生になりてェ…と願い続けた学生時代だった。
作者の羽海野チカさんが今連載している3月のライオン最新14巻にハチクロキャラが登場してるので、ハチクロファンだった方は必見の1冊になっているのでおススメです。(主人公だったはずの竹本くんは出なかった)
まとめ:漫画って面白いぞ!
本が好きです。
漫画が好きです。
読んだ後のはぁ〜ってなる感覚が好きです。
これからも本を、漫画を読みます。
何を目指してるからわからないこのブログですが、定期的に本の感想記事は書いていきますのでよろしくお願いします。
それではまたお会いしましょう。
…ちなみに小説で最近一番読後感良かったのはペンギン・ハイウェイでした。よろしくお願いします。