【画像あり】2017〜2018年で面白かった漫画ランキング10選!【マイナー多め】
こんにちは。
Kindleを使うようになってから月平均1万円ほど漫画に使っているびーえむです。
今日はそんな僕がこの1〜2年で読んだ中で心の底から面白い!と思った漫画を紹介していきます。
タイトルにランキング形式と書きましたが、完結しているものと連載中のものが混じっているので面白さの順位をつけてるわけではありません。
あくまで個人的にオススメしたい順位になります。
※記事中に軽微なネタバレを含みます!注意!
10位 凪のお暇 作:コナリミサト
場の空気を読みすぎて、他人にあわせて無理した結果、過呼吸で倒れた大島凪、28歳。仕事もやめて引っ越して、彼氏からも逃げ出したけど…。元手100万、人生リセットコメディ!!
レディースコミックですが男性から見ても面白いです!!
Kindleストアの女性コミックランキングで上位を独占してるのをよく見ます。
主人公がすごく一生懸命でイイ子ちゃんなんです。可愛いし、周りのためにすごく働く子なのに
誰からも大事にされません。
全部投げ出して一から自分を変えよう!としますがせっかくできた友だちはマルチ商法の手先だったりロハス系の男に言いくるめられてセフレ化→メンヘラの道に走ったりと苦労が絶えない子です。後天パってとこに親近感を感じます。
そんで個人的には元カレの慎二がイイ!
めちゃくちゃ面倒くさいツンデレ男子ですが作中である意味一番一途・・・なのに愛情表現歪みすぎ!
でも頑張れ慎二!!って感じ。
検索候補からわかる慎二の愛され具合よ
どんだけ泣くねん慎二
第9位 レイリ:原作 岩明均 漫画 室井大資
長篠の戦いから4年、黄昏ゆく武田帝国と勃興する織田軍団の血戦のはざまで、数奇な運命を生きる少女の名はレイリ。巨匠渾身の原作を新感覚の鬼才が作品化! 衝撃の本格戦国時代劇、開幕!!
主人公のレイリは長篠の戦いで落ち武者狩りに遭って織田側に家族を殺されます。
その後武田家家臣の岡部丹波守に拾われて育てられ、後に武田家最後の当主、武田信勝の影武者として生きることになります。
メインは武田vs織田の時代の話です。長篠の戦い後なので有名な武田信玄はとっくにおっ死んでます。なのであまりパッとしなかった武田勝頼が当代の時代。
同時に武田家衰退の時代ですね。
戦国時代って史実に沿うのが基本だから武田が滅びるし重要人物はみんな死ぬのはわかってるんだけど、主人公のレイリは史実に存在しません。
このレイリって子、めちゃくちゃ腕っぷしが立つ上に漢気に溢れています。
家族殺された過去からか、ちょっと壊れてるのですぐ死のうとする。
後レイリを拾った恩人、岡部丹波守との関係が本当にいいんですよ・・・泣かせます。
14歳なのに既に親父(勝頼)を凌ぐカリスマ性を感じさせる武田信勝ですが、史実では16歳で自害します。
なのでこのお話、時間軸で言うと後2年程しかありません。
物語の結末が本当に気になる作品です。
第8位 あさひなぐ 作:こざき亜衣
高校入学を機に今までとは違う自分になる、と決意した15歳の高校1年生・東島旭はひょんなことから薙刀部に入部することに。強い女になりたいという想いを抱き、曲者揃いの薙刀部で無い無いづくしの旭の奮闘が始まる。
この前映画化もされたスポ根系薙刀漫画です。
最近のスポ根漫画にしては珍しく主人公が最初メチャクチャ弱いです。
友情あり、努力あり、勝利ありと最近のジャンプ漫画よりジャンプしてるのでは・・・?(失礼)
個人的にイチオシなのは主人公東島旭とライバル関係にある一堂寧々との因縁に、ひとまずの決着がつくインターハイ予選団体決勝戦ですね。(単行本20巻~21巻)
これが
こうなるってもうそれだけで1巻から読み進めてたら感動の波がゾクゾクゾクゥ!!!って押し寄せてきますよ!
ちなみに決着のシーンで泣きました。
女の子だけのスポーツでここまでアツくなれる漫画はそうそうないでしょう。
現在26巻刊行済みでなかなか手を出しづらいかもしれませんが、後悔はしませんよ。
スポーツ系の爽やかな漫画無いかなぁ?って方には胸を張ってオススメできます。
第7位 乙嫁語り 作:森薫
19世紀後半の中央アジア、カスピ海周辺の地域を舞台に、「乙嫁」をキーワードに、厳しい自然の中に生きる人々の生活と文化、時に人間の愚行を織り交ぜた物語を緻密で丁寧な画で描く。乙嫁とは、「弟の嫁」「年少の嫁」を意味する古語である。出版元であるエンターブレインのサイトでは乙嫁を「美しいお嫁さん」の意であると記している。
主人公が誰!と決まっている訳ではなく、それぞれの”乙嫁”にスポットを当ててストーリーが展開されていきます。
この漫画、何と言っても描きこみが尋常じゃない!
細かい小物から大ゴマの隅っこに至るまで容赦なく描きこまれているので何度読み返しても飽きない。というかひとコマひとコマが一枚絵か!と突っ込みたくなるほど。
美しい背景と対照的にキャラクターそれぞれの個性が強く、またそれがい~い味出してます。
こちらの記事で作者の作画風景が見れます
森薫「乙嫁語り」 (1/4) - コミックナタリー 特集・インタビュー
個人的に超応援したい二人。イギリス人文化研究者ヘンリーと薄幸の美人タレス
歴史漫画って浪漫が溢れてますよね・・・
第6位 鈴木先生 作:武富健治
中学校の教師である鈴木'は、『ごく普通』の生徒たちの心の問題に向き合うことを自身の教育方針として、自分の受け持つクラスや教え子たちの周りで起こる些細な、ときに重大な事件の数々を誠実に、情熱的に対応している。しかし、その一方では教え子の一人である小川蘇美に対する歪んだ欲望や交際相手である麻美との関係など、自身の心の問題にもひたすら悩む日々を送っている。そうした鈴木の内面を饒舌にかつ克明に描写していく。
濃い絵柄、ともすれば一見ホラー漫画かと見間違うくらいの作品です。(ある意味ホラーかも)
この作品、なんせ心理描写がクドい!
給食のマズ過ぎる酢豚を無くすかどうかで学校全体でめっちゃ重々しく議論しています。
正直そこまで考えないとダメかァ?ってなる部分もありますが、この鈴木先生の相手を知ろうとする姿勢は看護職として尊敬できます。教育者は大変だ!
すげーくだないことで悩んでんなって思いきや読んだ後何かしら胸に残ります。
なんていうか・・・このまま流してはいけない気がする・・・!(鈴木先生風)
ちなみに同僚で鈴木先生みたいな人がいたら絶対に嫌です・・・
第5位 さよならタマちゃん 作:武田一義
35歳漫画家アシスタントに突然襲いかかった病“精巣腫瘍”、いわゆる睾丸の癌。漫画家になる夢の前に立ちふさがった壁はあまりに大きすぎる。病を機に激変した生活を赤裸々に描く、リアル闘病記!
さよならタマちゃん / 武田一義 - イブニング公式サイト - モアイ
↑webで第一話が読めますよ↑
若くして睾丸にガンが見つかった漫画家のノンフィクション体験漫画とでも言いましょうか。
まー泣けます。ワンワン泣きます。
普段看護師側の目線しか知らない自分からしたらなるほど・・・!ってなる場面も非常に多かったです。純粋に患者体験をわかりやすく漫画にしてるってだけでも一読の価値がある作品です。
読んでる内にこの作者さん自身を含めた周囲の人たちみんな好きになっちゃうような、暖かいタッチで描かれています。
ちなみに作者のアシスタント先にO先生↑という方が出るんですが、なんと「GANTZ」の奥浩哉先生とのこと。読んでる内にめちゃくちゃいい人やんけ!!と好感度が止まりません。
「いぬやしき」最後までちゃんと読もうと思いました。
第4位 1日外出録ハンチョウ 協力:福本信行 原作:萩原天晴 漫画:上原求 新井和也
地の獄‥! 底の底‥! 多額な借金を抱えた劣悪債務者を収容する、帝愛の地下労働施設‥! 一度入ると出ることが困難なこの監獄で、「1日外出券」を使い、 地上で贅の限りを尽くす男がいた‥! その名は大槻‥! E班班長にして、1日を楽しみ尽くす天才‥! 飲んで食って大満喫‥! 大槻班長、のたり1日外出録‥!
ご存知あの「カイジ」のスピンオフです。
カイジのスピンオフは先に中間管理録トネガワがありますが、個人的にはハンチョウ派です。
まあ~面白い。客観的に見たらただおじさんたちがイチャイチャわいわいしてるだけなのに、めちゃくちゃ笑えます。恐らく男なら一度は経験してるような絶妙な”あるある”感がフィットするのではないでしょうか。
1巻は時事ネタが目立ったけど2巻以降はもう普通に面白い。名古屋編が好きです。
風評被害がすごい。
第3位 ヒナまつり 作:大武政夫
この前アニメ化された極道系ギャグ漫画。
何がすごいって面白いのは当たり前なんだけど14巻目にして面白さが失速しません。
登場人物全員個性強すぎて個性のデパートかよ・・・!ってなりました。
マジでキャラ一人一人で別々の漫画描けると思う。
9巻→10巻で急に3年くらい経過してて、ん?終わんの?うさぎドロップみたいに終わんの?って思ったけど別にそんなことはなかったです。
これで中学生である。
第2位 ヒストリエ 作:岩明均
舞台は紀元前、後にアレキサンダー大王の書記官となるエウメネスの波乱に満ちた生涯を描いた歴史大作だ。
蛮族スキタイの出身でありながらそれを知らず、都市国家カルディアでギリシア人養父母に育てられたエウメネスは、ギリシア的教養を身につけることとなる。ある日養父が殺され、自分の出自を知ったエウメネスは奴隷の身分に落とされる。それが、彼絵の波乱に満ちた旅の始まりだった!
はいきました。上記した寄生獣の岩明均先生が今連載中の作品です。
有名なこの画像
の原作です。
ま~~~~~~っあ面白いんじゃねえの?!
寄生獣のときもそうだったけどこの作者、人を引き込むストーリー書くのが本当上手い。
主人公エウメネスに関してはほとんど記録が残ってないから作者の創作ではあるんだけど、それ以外は史実通りに話が進みます。
時代は違うけどアサシンクリードオリジンズに繋がる(繋がらないけど)話と思い込んで読んだら更に面白くなった。古代エジプトサイコ~~~~~~~~~~~~~紀元前サイコ~~~~~~~~~~~
歴史漫画って浪漫が溢れてますよね・・・(2回目)
第1位 スピリットサークル 作:水上悟志
中学2年生の桶屋 風太のクラスに転入生がやってきた。霊が視える風太は、転入生・石神 鉱子にイーストという背後霊が憑いていることに気づく。風太はイーストに話しかけないようにしていたが、その日の放課後、鉱子と別れる際にイーストに話しかけられ、つい返事をしてしまう。風太にイーストが視えていることに気づいた鉱子はそれまでと態度を一変、スピリットサークルで風太を殴りつけ、過去生を視させる。
ヒストリエ1位にしようか迷ったけど完結済みなのもあってこっちにしました。
いやまじでちょ~~~~~~~~面白い!!!(ボキャ貧)
過去生・・・つまり前世どころかもっと前前前前前世くらい前の記憶でも体験することが出来るアイテムを手に入れた主人公。(動画は特に関係ないです)
ヒロイン兼ライバルの鉱子との因縁をそれぞれの過去生毎に追体験していく中で主人公が出した答えとは・・・って感じな作品です。
語りだすと全部ネタバレになるので、もうとにかく読んで!感想言い合おう!!ぐらいしか言えないです。(なぜ1位にした)
輪廻転生モノの漫画と聞かれたら今まで手塚治虫の「ブッダ」だったけど、今聞かれたら確実にスピリットサークルをオススメします。(手塚ブッダは有名過ぎるので)
最終巻は賛否両論あるけど僕はまぁ・・・いいんじゃないの派です。
水上悟志作品は結構漫画読んでるけどなんか面白い漫画ね~かな?って人にうってつけですよ。
まとめ
ん~~~~~まだ紹介したい漫画いっぱいある~~~~~
まあキリが無いので今日はこの辺にしておきますが、もしこの記事を見て少しでも興味を持って読んでくれる方がいたら一緒に語りましょう。
このブログも一体何を目指しているかわかりませんが、考え過ぎる前に動け!をモットーにやっていきます。
それではまたお会いしましょう。